JR西=鉄道利用のCO2を炭素クレジットで埋め合わせ、企業向けに試行
西日本旅客鉄道(JR西日本)はこのほど、鉄道利用で排出する二酸化炭素(CO2)を炭素クレジットで埋め合わせるサービスを試験的に開始すると発表した。同社の出張ネット予約サービスの契約企業を対象とし、試行にシャープとワコールホールディングスが参加する。鉄道による出張でのCO2排出量を可視化して、相当する量の炭素クレジットを購入し、その上で、CO2削減を裏付ける「無効化通知書」を顧客に渡す仕組み。 鉄道を利用した出張に伴うCO2排出量は、日本旅行との連携により、同社の乗車券予約システムの機能で算出する。CO2を相殺する炭素クレジットは、再生可能エネルギー、省エネルギー設備、植林や間伐による森林保護、廃棄物管理などを由来とするJクレジットを利用する。
(鉄道利用によるCO2の埋め合わせ: 仕組み) 図の出所: JR西日本 (7日)発表資料
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