海事協会=アンモニア燃料船のシステム、サムスンの基本設計を承認
日本海事協会は、韓国造船大手であるサムスン重工業のアンモニア焚きオイルタンカーとコンテナ船向け燃料供給システムに対し、初期段階の設計が技術要件や安全性の基準を満たしたとして「基本設計承認(AiP)」を発行した。 燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニアは、船舶の脱炭素燃料として活用が期待される一方、人体への毒性や材料に対する腐食性が指摘されており、適切な安全対策が講じられる必要があるという。 14日の発表によると海事協会は、アンモニア燃料船に関わる船舶と船員、環境に与えるリスクを最小化するための設備や制御、安全装置などに関する要件を規定した「代替燃料船ガイドライン」に基づき、サムスン重工が開発した燃料供給システムの基本設計を審査し、要件適合を確認した。
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