大ガス・ENEOS=大阪港湾部で合成メタンの大規模製造、検討開始
大阪ガスとENEOSは、大阪港湾部で合成メタンを大規模に製造する検討を開始した。製造では、風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギーを利用して海外で生成した水素を活用する計画。再エネ由来の水素を、効率的な水素の貯蔵・輸送手段の一種であるメチルシクロヘキサン(MCH)に変換して輸送し、国内で回収した二酸化炭素(CO2)と組み合わせて、合成メタンを製造する。2030年までに大阪港湾部で年間6,000万立法メートル(1時間あたり1万ノルマル立法メートル、一般家庭の約25万戸分)規模での設備建設と製造が目標。
(大阪港湾部・合成メタン供給網のイメージ) (注: グリーン水素=再生可能エネルギー由来の水素、メタネーション=メタン合成、e-メタン=合成メタン) 図の出所: 大阪ガス、ENEOS (8月29日)発表資料
|
東京 : 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.