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関西電力は豪州エネルギー大手のウッドサイド・エナジーと二酸化炭素(CO2)を回収して地中に貯留する「CCS」の供給網構築と合成メタン製造の共同検討に関する覚書を締結した。5日の発表によると、関電は国内の火力発電所などから排出されるCO2の分離・回収・集約について調査する。一方、ウッドサイドは開発中の貯留地に日本から輸送されたCO2の圧入することを検討。ウッドサイドでは、CO2を活用した合成メタンの製造と日本への輸出についても検討を行う。両社はCCS事業と合成メタン事業に必要な技術やコストなどに関する課題を整理し、事業の実現性を評価する。

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