商船三井G=水素・バイオディーゼル複合燃料船、来年4月に営業開始
商船三井グループは水素とバイオディーゼルを燃料として使用できる観光船の営業を2024年に開始する。13日の発表によると、同船は来年3月に竣工し、4月から福岡県で営業を始める予定。水素燃料電池とリチウムイオンバッテリー、バイオディーゼル燃料から推進エネルギーを選択し航行できる日本初の旅客船で、従来の化石燃料を使用した船と比較して二酸化炭素(CO2)排出量の53~100%を削減できるという。 観光船の発注元で、商船三井テクノトレード(東京都)などが出資するモテナシー(Motena Sea、東京都)の発表によると、ハナリア(HANARIA)と命名された同船は、総トン数が約248トン、全長約33メートル、全幅約10メートル、船底から水面までの高さを表す「喫水」が約1.4メートル。航海速力は約10.5ノット。
(水素とバイオディーゼルを燃料として使用可能な観光船) 写真の出所: 商船三井グループ 発表資料
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