スズキ=インドでバイオガス製造、投資40億円・4工場設置へ
スズキはインド北西部のグジャラート州バナスカンタ地域でバイオガスを生産する4工場を2025年から順次設置する。合計の予定投資額は23億ルピー(約40億円)。工場にはバイオガス充填用のスタンドをそれぞれ併設し、圧縮天然ガス(CNG)車向けの燃料として販売する。 6日の発表によると、スズキはバイオガス生産プラントの設置について、スズキの完全子会社を通じてインドの全国酪農開発機構(NDDB)と乳業大手バナスデイリー(グジャラート州)の3者間で合意した。スズキの現地子会社マルチ・スズキはインドでCNG車の占有率が7割以上。 スズキは2022年12月、NDDBとバナスとの3者で、牛糞が発酵して生じるバイオガスから自動車用燃料のメタンを精製する実証事業開始に向けた覚書を締結し、検討を進めてきたという。
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