大東建託は10日、事業譲渡で7月に取得した「朝来バイオマス発電所」(兵庫県朝来市、出力5,600kW)で使用する燃料向け木材の調達を16日から始めると発表した。同発電所は関西電力グループ傘下にあった2022年末に燃料不足で運転を停止。現在も運転は止まったままだが、新規オーナーとなった大東建託は燃料を確保のうえ、24年度中の運転再開を計画している。木材は林業事業者、森林組合、チップ工場から調達する。同社は9月13日、発電所運営を手掛ける子会社、大東バイオエナジーも設立した。