INPEX=国際液化水素サプライチェーンの構築に向けJSEに資本参加
INPEXは川崎重工業、岩谷産業と10月31日、3社で株主間協定を締結し、川崎重工と岩谷産業が共同出資する日本水素エネルギー(JSE)に、INPEXが新たに資本参加することに合意したと発表した。
INPEXのJSEへの資本参加のため、川崎重工は保有するJSEの株式をINPEXに一部譲渡する。それに伴い新しい出資比率は、川崎重工と岩谷産業とINPEXがそれぞれ36.6%、33.4%、30.0%となる。
JSEは国際液化水素サプライチェーンに関する調査・企画・運営・投資などを主目的としており、現在は2021年8月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業に採択された「液化水素サプライチェーンの商用化実証」に取り組んでいる。この商用化実証では、2030年代の商用化に向けた大規模(年間数万トン規模)な水素の液化・輸送技術の確立と、国際液化水素サプライチェーン構築を目指し、日豪間での実証を行う。
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