NEDO=アンモニア燃料船の開発事業、追加公募を開始
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、アンモニア燃料船の開発事業の追加公募を開始した。公募するのは、アンモニア燃料の船舶用エンジンから排出される亜酸化窒素(N2O)を除去する技術開発と、アンモニア燃料を船舶に供給する際の安全対策に関する技術開発。公募期間は来年1月9日まで。事業期間は、2024年度から最長で4年間。NEDOは上限額が合計22.1億円の補助金をグリーンイノベーション基金から拠出する。 13日の国土交通省の発表によると、アンモニア燃料船の開発は2028年までの可能な限り早期の商業運航を目指しているが、より高い目標を達成するために、追加の研究開発が必要になったという。同省は、経済産業省の産業構造審議会での議論を踏まえ、次世代船舶の研究開発・社会実装計画を改定。これを受け、NEDOが追加の研究開発の実施者を募集する。 船舶用アンモニア燃料エンジンの排気ガスからN2Oを除去するための開発では、排ガスがより低温でN2Oの除去がより難しいとされる2ストロークエンジンを優先する。補助の上限額は19.1億円。環境省の資料によると、N2Oの温室効果は二酸化炭素(CO2)と比べ、重量あたり約310倍とされる。 船舶へのアンモニア燃料を供給する際の安全対策は、補助の上限額を3億円とし、アンモニアの漏えいを検知・計測・回収する機器を開発する。アンモニアの濃度計測では、5ppm(ppm:100万分の1単位)程度の濃度でも検知可能な高感度機器を目指す。
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