レゾナック=環境配慮型の水素、ホテルの燃料電池用として供給開始
大手化学のレゾナックは、ホテルの燃料電池向けに環境配慮型水素の供給を1日から開始した。14日の発表によると、同社が供給するのは川崎市で生産する使用済みプラスチック由来の水素。家庭ごみから出る使用済みプラスチックを原料とする。パイプラインを通じて川崎キングスカイフロント東急REIホテルに供給する。同ホテルで使用するエネルギーの約20%程度を賄う。 レゾナックは環境省の実証事業で2018年6月から東急REIホテルに環境配慮型の水素を供給。実証は2022年3月に終了した。その後、同ホテルは正式に水素を導入するため新しい燃料電池設備に入れ替えた。
(ホテルの燃料電池設備) 写真の出所: レゾナック 発表資料
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