バイオマスレジンH・ヤマタネ=コメ由来のバイオマスプラで業務提携
バイオマスレジンホールディングス(東京都千代田区)とヤマタネは、コメをバイオマスプラスチックの原料として利用する取り組みに向けて業務提携を締結した。バイオマスレジンHの6日の発表によると、ヤマタネは取り組みの一環として、同社の印西精米センター(千葉県印西市)にコメ由来のバイオマスプラスチック製の輸送用パレットを導入する。導入するパレットの製造では、バイオマスレジンHのグループ企業が製造するバイオマスプラを使う。 バイオマスレジンHとヤマタネは今後、バイオマスプラ製造に使用する「資源米」の生産、バイオマスプラ製品の開発・商品化、農作物・食品残渣など未利用のバイオマスの資源化に共同で取り組む。資源米については、ヤマタネのネットワークを活用し、産地での生産の普及を図る。製品開発は、輸送用パレットのほか、包装米袋や食品什器などさまざまな商品が対象。加えて、両社は地域や農作物の生産・流通の過程で発生する未利用バイオマスの資源化について、産地や第三者を交えて協議を進める。 (パレット・イメージ) イメージの出所: バイオマスレジンホールディングス 発表資料
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