関西電力はこのほど、エネルギー関連商品を扱う米ハーツリー・パートナーズと豪州の炭素クレジット創出事業への参入に向けた共同検討を行うことで合意した。豪州の原生林再生プロジェクトへの参画に向けて検討する。関電が海外の炭素クレジット創出事業へ参加を検討するのは今回が初めて。関電は子会社を通じ、ハーツリーから複数年にわたり液化天然ガス(LNG)を購入する契約も締結した。燃料トレーディング(売買)機能の強化や、電力需給の変動に対応するLNG調達の柔軟性向上が目的という。

(炭素クレジット事業・原生林再生プロジェクトのイメージ)
図の出所: 関西電力 発表資料(14日)

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