広島銀=CO2相殺型・私募債の取り扱いを開始、Jクレジットなど利用
広島銀行は16日から広島県、広島市と連携し、二酸化炭素(CO2)排出を相殺する「カーボンオフセット型」私募債の取り扱いを開始した。企業が発行する私募債の発行額の0.2%以内で、広島銀が炭素クレジットを購入し、広島県の芸術・文化施設や広島市の平和関連施設などで排出されたCO2を相殺する。CO2の相殺で利用する炭素クレジットは、政府がCO2排出の削減量を認証する「Jクレジット」と、再生可能エネルギー由来の電力の環境価値を証明する「非化石証書」。 広島銀が扱う炭素オフセット型私募債の償還期間は2年から5年。発行額は、銀行保証付きが5,000万円以上、信用保証協会の保証付きが3,000万円以上、5億6,000万円以下。いずれも発行は1,000万円単位とする。CO2オフセットの対象施設は、縮景園、広島県立美術館、頼山陽史跡資料館、広島県立歴史民俗資料館、広島県立歴史博物館、平和記念公園の施設など。
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