脱炭素コンサルのバイウィル(東京都中央区)は、絲原(島根県奥出雲町)と、森林由来のJクレジット創出に向け契約を締結した。28日の発表によると、バイウィルと連携する山陰合同銀行が、林業や観光業などを手掛ける絲原を紹介した。バイウィルは、絲原の森林で吸収される二酸化炭素(CO2)から創出するJクレジットについて、申請手続きと販売先を探す業務を代行する。Jクレジットの申請手続きと申請費用はバイウィルの負担。簡易算定によると、認証対象となる8年間のCO2吸収量は5,752トンの見込み。政府がCO2の吸収・削減量を認証する「Jクレジット制度」のプロジェクトとして2024年度中に登録することを目指す。

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