脱炭素化支援機構は14日、米国カリフォルニア州でバイオマス燃料事業を手掛けるNational Carbon Technologies-California(NCT-CA)に劣後ローンを実行したと発表した。NCT-CAには北陸電力、日鉄物産の米国子会社なども出資。NCT-CAは集めた資金を投じ、同州に今後「ブラックペレット(BP)」の製造工場を建設する。BPは木質ペレットを炭化して発熱量を高めたバイオマス燃料。NCT-CAが製造したBPは北陸電らが石炭火力発電所の脱炭素用途などで使用する見通しだ。
