3社共同=バイオ燃料混合の軽油、北海道で供給と使用を開始
出光興産、エア・ウォーター、鹿島建設は、鹿島が北海道内の工事現場で使用する建設機械、発電機向け燃料として、バイオディーゼル燃料を混合した軽油の供給・使用を開始する。供給・使用する製品は、「揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)」で定められた規格により、軽油に5%以下のバイオディーゼル燃料を混合した「B5軽油」と呼ばれる燃料。軽油と同様に使用することが可能という。 エア・ウォーターのグループ企業エア・ウォーター・ライフソリューションが石狩工場でB5軽油を製造する。同工場でバイオディーゼルと混合される軽油は、出光が北海道製油所で製造する製品。バイオディーゼルは、道内のコンビニエンスストアから回収された使用済み植物油を原料として製造される。出光がB5軽油の品質を分析し、品確法の規定と同社独自の商品規格を満たした製品を鹿島の道内の工事現場に供給する。
(バイオ燃料を混合した軽油の供給網、イメージ) 図の出所: 出光興産、エア・ウォーター、鹿島建設 発表資料(18日)
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