フェイガー(東京都港区)はこのほど、ベトナム南部のロンアン省農業農村開発局(DARD)と、水田でのカーボンクレジット(炭素クレジット)創出のプロジェクトを推進するため覚書を締結した。田の水を抜いて乾かすことと再び水を張ることを一定期間繰り返す「間断灌水」によるメタン削減効果の実証実験を行う。
25日の発表によると、途上国と協力して温室効果ガスを削減し成果を分け合う「二国間クレジット制度(JCM)」や民間主導のボランタリー炭素クレジットを活用する予定。2030年までに省内で10万ヘクタールの水田を対象とした炭素クレジットの創出を目指すという。
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