中部電力は15日、同日付で静岡県裾野市に「裾野バイオマス発電所」(出力1,990kW)を着工したと発表した。燃料は街路樹剪定枝などを原料とする木質チップを使用。2025年10月の運転開始をめざす。発電所は裾野バイオマス発電が運営。同社には中部電が50%、エムエル・パワーが40%、プロスペックAZが10%を出資している。
中部電、エムエル、プロスペックは群馬県渋川市、長野県長野市、新潟県上越市でも出力1,990kWのバイオマス発電所の共同建設を計画中。運開予定は渋川が2025年11月、長野が26年4月、上越が27年5月となっている。