福島県公社=ENEOSと連携しJクレジット利用、森林管理でCO2吸収
ふくしま緑の森づくり公社(福島県福島市)は18日、政府が二酸化炭素(CO2)の吸収・削減量を認証する「Jクレジット制度」の利用にENEOSと連携して取り組むと発表した。約1万ヘクタールの森林で2025年度から10年間に合計約40万トンのCO2を吸収する森林管理のプロジェクトを運営する。 プロジェクト対象の森林は、森林の経営者が契約により木を植えて一定期間育て、樹木から生み出される収益を土地所有者と分配する「分収造林」の契約地。公社はENEOSと連携し、Jクレジット認証の手続きを進め、創出したクレジットをENEOSに販売する。ENEOSは取得するクレジットを東北地方などの事業活動で排出したCO2の相殺に充てる。
ふくしま緑の森づくり公社が管理する森林(磐梯町) 写真の出所: ふくしま緑の森づくり公社、ENEOS 発表資料
|
東京 : 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.