エクスロード=排出量取引の動向、オンラインセミナーを東証と共催へ
脱炭素コンサルのexroad(エクスロード、東京都港区)は、排出量取引制度のオンラインセミナーを東京証券取引所と共催する。企業向けに、制度の最新動向とカーボンクレジット(炭素クレジット)活用について解説する。講師は東証の松尾琢己カーボン・クレジット市場整備室長。1月29日の11時から11時45分までの予定で開催し、参加は無料。 政府は脱炭素化社会を実現するための取組であるGX(グリーントランスフォーメーション)を進めている。その柱の一つが、2026年度から本格稼働予定のGX-ETS(排出量取引制度)。昨年12月に開催された内閣官房の作業部会では本格稼働に向けて、①制度の全体像、②制度対象者、③排出枠の償却義務、④価格安定化措置、⑤移行計画の策定、⑥取引所の運営―といった論点を詳細に整理した。 こうした状況を踏まえ、オンラインセミナーでは、脱炭素の国家戦略である「GX2040ビジョン」やエネルギー基本計画、地球温暖化対策計画といった主要政策の骨子や、GX-ETSの最新動向、取引所の役割、取引状況、炭素クレジット市場への影響が取り上げられる。
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