東証=Jクレジット取引、25年度の「マーケットメイク」開始
東京証券取引所のカーボン・クレジット市場では28日、2025年度の「マーケットメイク」が始まった。政府が温室効果ガスの削減・吸収量を認証する「Jクレジット」の流動性向上を図るため、東証が指定した今年度のマーケットメイカーは、前年度と同じ住友商事と大和証券、丸紅、みずほ銀行。4社はJクレジット取引で営業日の13時から15時に売りと買いの気配を提示し、市場の流動性を確保する。期間は4月28日から2026年3月13日まで。対象区分は省エネルギーと再生可能エネルギー(電力)。マーケットメイカーによる売り買いの最大価格差は、二酸化炭素(CO2)1トンあたり200円。提示する最低数量はそれぞれ省エネが500トン、再エネが1,000トン。
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