グリーンカーボン=比レイテ州の水田で「二国間クレジット」創出へ
自然由来の炭素クレジット創出・販売を手掛けるグリーンカーボン(東京都港区)はこのほど、 フィリピンのレイテ州と水田由来の炭素クレジットを創出する事業の覚書を締結した。日本と途上国が協力して温室効果ガスを削減・吸収し、成果を分け合う「二国間クレジット制度(JCM)」を活用する。レイテ州の約1,000ヘクタールの水田で数日おきに水張りと自然乾燥を繰り返す「間断灌漑(AWD)」を6月から行い、メタンガス(CH4)の排出量を削減する。対象の水田を今後3年以内に同州の灌漑水田(用水路などで人工的に水を引く田んぼ)全域となる約4万ヘクタールまで拡大し、10年間で合計約100万トンの炭素クレジット創出を目指すという。
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