日本航空傘下の格安航空会社であるジップエア・トーキョーはこのほど、2023年度に輸送サービスで排出した温室効果ガス(GHG)のオフセット(相殺)について国際的な認証機関である英国規格協会(BSI)の日本法人から認証を取得した。10日の発表によると、ジップエアは輸送サービスで就航する全航空路線で2023年度に排出したGHGの全量を炭素クレジットで相殺した。認証取得は5月15日。排出量は、カーボンニュートラル(GHG排出の実質ゼロ)を達成・実証するために国際標準化機構(ISO)が定めた規格「ISO 14068-1:2023」に基づいて算定された。同認証の取得は、航空業界では世界初という。

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