奥尻町・ENEOS=CO2吸収源「ブルーカーボン」の活用で協定を締結
北海道奥尻町とENEOSは16日、海藻などが吸収・貯留する二酸化炭素(CO2)である「ブルーカーボン」の活用に向けて協定を結んだ。ENEOSはブルーカーボンに関する検討と実証試験を行い、奥尻町が漁業者をはじめとした関係者と連携し、検討と実証に協力する。奥尻町は水産物やブルーカーボンの創出源として海藻類の生産拡大を目指す。同町の地域振興策(今年3月改訂)には、水産物の付加価値向上、奥尻島ブランドの確立、ホソメコンブを使った商品開発やブルーカーボン由来の炭素クレジットの認証・発行などが盛り込まれている。ホソメコンブの取組では養殖の推進や、化粧水、石鹸、だしといった商品の開発が進む。ENEOSはこれまでにも、海草・海藻藻場の再生事業のなかで炭素クレジット(Jブルークレジット)の認証・取得やブルーカーボンの大規模創出を検討している。
図の出所: 奥尻町、ENEOS 発表資料
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