東京都=サプライチェーン向け脱炭素事業支援グループを決定
東京都は21日、二酸化炭素(CO2)排出量の見える化や削減などの取り組みを支援する「中小企業のサプライチェーンにおける脱炭素化促進支援事業」の支援対象となる企業グループの決定を発表した。
都は「2050年ゼロエミッション東京」に向けて、都内中小企業への脱炭素化に向けた様々な取り組みを進めている。個社の取り組み支援に加えて、製造から流通、販売といった複数の会社が役目を分担するサプライチェーンでの取り組みも重視しており、この支援事業は昨年度に続き2度目となる。
支援を受けるサプライチェーンは、グループ全体のCO2排出量の可視化や削減計画の策定、排出削減に向けた設備の導入や更新を行い、1社あたり事業費の3分の2、最大3,000万円の助成金が支給される。都は、こうした支援事業の成果を踏まえて、ほかの中小企業へのCO2削減に向けた動きもサポートしていく方針だ。
【支援対象事業者】
代表企業:有限限会社アーテック(電気自動車の充電設備用部品の製造) 構成企業数:4社
代表企業:株式会社須藤精密(半導体関連精密加工部品の製造) 構成企業数:5社
代表企業:千代田鋼鉄工業株式会社(鉄筋コンクリート用異形棒鋼の製造) 構成企業数:6社
株式会社ニッチュー(表面処理向けブラストマシンの製造) 構成企業数:3社
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