TGES=工業団地で天然ガスへの転換で複数事業者と連携
さくらんぼスマートエナジー(以下さくらんぼSE)、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(以下TGES)、石油資源開発(以下JAPEX)、山形ガス、レゾナック・ハードディスクは2日、山形県東根大森工業団地で天然ガスへの燃料転換事業に着手したと発表した。
この取り組みは、環境省の「脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)に対する補助金」の交付が決定しており、重油などから液化天然ガス(LNG)への転換で約30%の二酸化炭素(CO2)削減を見込んでいる。
エネルギーサービス事業者として新会社、さくらんぼSEを共同出資(TGES、JAPEX、山形ガス)で5月に設立しており、工業団地内で操業中のレゾナック・ハードディスク山形工場内に、さくらんぼSEが9月からLNGサテライト設備やボイラーを着工する。2026年5月からのLNG供給を目指す。また、さくらんぼSEのLNGサテライト設備から、山形ガスへの天然ガス卸売事業も予定しているという。
さくらんぼスマートエナジーのスキーム図
写真の出所:東京ガス 発表資料
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