環境省=JCMの討論会、インドで開催へ―炭素クレジット創出を促進
環境省はインドで二国間クレジット制度(JCM)の討論会を開催する。JCMは日本と新興国などが協力して温室効果ガスを削減し、その成果を分け合う制度。日本とインドはこのほど、JCMの協力覚書を交わし、炭素クレジットの創出に向けた協力を開始した。これを受け、環境省はインドの環境・森林・気候変動省と協力し、JCMの参加を促進するためデリーで今月23日10時から17時30分(現地時間)の予定で討論会と商談会などを開く。 討論会ではJCM制度や両国の脱炭素政策を説明するほか、JCMで活用できる技術やサービスを紹介する。企業向けに事業の提携や協業、共同開発などの相手先候補の紹介や、個別商談会・相談会も開催する。主催は環境省と日本大使館。地球環境戦略研究機関(IGES)、海外環境協力センター(OECC)、JCM実施機構(JCMA)が協力、後援する予定。討論会などの言語は英語を使用する。日系・インド企業や関連機関が対象。150~200人程度の参加を想定し、対面とオンラインの2方式により、無料で行う。 26日にはハイデラバードでも、主にインド企業向けにJCM制度の相談会を10時から13時30分の予定で開催し、制度説明や他国の事例紹介、商談会を実施する。
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