NX商事は4日、同社と6者の｢東京港におけるShip to Shipを用いた船舶向けバイオ燃料供給事業｣が、東京都および東京都環境公社による｢脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業｣の対象事業者に選定されたと発表した。

　この取り組みは、NX商事独自の船舶向けバイオ燃料供給スキームを活用し、東京港を発着する船舶に対して、A重油と脂肪酸メチルエステル(FAME)を混合したバイオディーゼル燃料｢B24｣の供給を実施するもの。本事業の構成員である、マルエーフェリー、伊豆七島海運、日本塩回送、藤井石油、コスモ石油マーケティング、NX海運に対し、B24の供給が都の支援を受けて行われる予定だ。