日本とEUは16日、政府間ガス対話の第1回会合を開催した。クリーンエネルギー移行での協力を目指すエネルギー政策対話の一環。経済産業省の発表によると、会合ではエネルギー安全保障と経済性、相互につながる液化天然ガス(LNG)市場の柔軟性と透明性が引き続き重要であることを再確認した。ガスリザーブメカニズム(ガス備蓄制度)を含め天然ガス・LNGセクターの安定性確保の重要性についても改めて確認。世界の天然ガス・LNG市場で十分な供給規模の確保を図るため、民間の市場参加者の役割を議論する官民円卓会議も開催した。円卓会議には日EUからガス・エネルギーの大手十数社が参加したという。

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