IHI=瑞穂町ら4者と廃食油回収で連携、SAF原料で活用へ
IHIは16日、東京都瑞穂町とジョイフル本田、日本航空(JAL)の4者で、「廃食用油を原料とした持続可能な航空燃料製造及び活用の推進に関する連携協定」を締結したと発表した。
持続可能な航空燃料(SAF)製造のための廃食油回収、再利用に関する自治体と民間企業の協働での取り組みとしては、多摩地区初の試みとなる。具体的には、ジョイフル本田瑞穂店店頭に廃食油回収ボックスを設置し、町内の家庭から廃食油を回収する。回収ボックスや廃食油を入れるリターナルボトルの製造に関しては、企業の協力により町の財政負担はない。
製造されたSAFはJALの飛行機燃料としての活用のほか、航空エンジンを生産するIHI瑞穂工場にて、ジェットエンジンの試験運転でも使用される予定だ。
リターナルボトルを使用して各家庭から廃食油を回収する
図版の出所 IHI 発表資料
|
東京 : エネルギーデスク 松本 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.