シン・エナジー=三重県度会町ら5者共同で地域新電力会社を設立
再生可能エネルギーの開発事業を行うシン・エナジーは26日、三重県度会町、多気町、オリエンタルコンサルタンツ、朝日ガスとの5者共同出資で、「三重広域エネルギー株式会社」を設立したと発表した。資本金は750万円、出資比率は各5者均等(各20%)となる。
渡会町と多気町、および周辺の明和町、大台町、大紀町、紀北町の6町は2020年から「三重広域連携スーパーシティ構想推進協議会」を設立し、地方創生の事業に加えて、脱炭素への取り組みも行ってきた。太陽光発電やバイオマス発電など、再生可能エネルギーも導入しており、今回設立する電力会社で電力の地産地消を目指す。三重広域エネルギーでは、2026年4月から度会町と多気町の公共施設向けに電力供給を開始し、将来的には周辺の明和町、大台町、大紀町、紀北町も含む6町全体への供給拡大を視野に入れる。
三重広域エネルギーのスキーム図
写真の出所 シン・エナジー 発表資料
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