住友林業=バイオエタノール製造・販売事業に参画、提携で基本合意
住友林業と森空バイオリファイナリー(東京都千代田区)は9月30日、バイオエタノールの製造・販売事業での提携に向けた基本合意書を締結した。住友林は森空バイオが手掛ける事業で原料として使用する国産材の調達について一部を担う。国産材をバイオエタノールの原料とすることで、調達・輸送時の温室効果ガス(GHG)排出量を抑え、効率的な再資源化を促進する。 森空バイオは、持続可能な航空燃料(SAF)の原料となるバイオエタノールの製造を目指して今年7月、日本製紙と住友商事、Green Earth Institute(グリーン・アース・インスティチュート、GEI)が出資して設立された合同会社。事業では、SAFのGHG削減量の裏付けとして必要となる国産材のCORSIA認証を目指しているという。CORSIAは、国際航空のGHGの排出削減を管理するため、国際民間航空機関(ICAO)が定めた制度。 |
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