ENEOSは1日、東京都品川区八潮地区にEVトラックやバス、タクシーなどに対応する充電ステーション「大井充電ステーション」の開設を発表した。

　この充電ステーションは、全長9メートル級のEVトラック6台を同時に急速充電可能で、ドライバーの休憩スペースも併設。利用状況がリアルタイムで把握できる「充電予約システム」を導入し、待機時間の削減と効率運用、経済合理性を狙う。

　また、この拠点を活用して、ASKUL LOGIST、SBSホールディングス、SBS即配サポート、ナカノ商会、日本ロジテムなど複数の物流事業者を対象とした共同利用と予約システム運用の実証実験を実施する。期間は4年以上を見込んでいる。

　ENEOSは、全国約1万2,000カ所のガソリンスタンド(SS)ネットワークを活用し、将来的にはEVユーザーのニーズに応じた経路型充電ネットワーク拡充する方針だ。　

大井充電ステーションの現地状況

大井充電ステーションの設備

写真、図版の出所：　ENEOS 発表資料