ブラザー=東京都「グリーン水素率先利用事業者認証制度」で認証取得
ブラザー工業は16日、東京都が設けるグリーン水素の普及促進制度「グリーン水素率先利用事業者認証制度」において、「少量利用型」区分の認証を取得したと発表した。
この認証制度は、「グリーン水素」と称される製造過程で二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を率先して利用する事業者を認証し、周知することが目的。ブラザーは東京支社に設置した自社製燃料電池を、自社で生成したグリーン水素で稼働させる取り組みが評価され、今回の認証取得となった。
同社はこれまでにも、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)で太陽光由来の電力による水電解水素製造装置で水素を生成し、水素吸蔵合金を利用した燃料ケースで運搬するシステムを構築するなど、水素の利便性向上を目指す事業を展開してきた。2023年には水素利活用の取り組み全てを象徴するブランドとして、「PureEne(ピュアエネ)」を立ち上げ活動を強化している。
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