Spatial Pleasure=東急バスらとEVバス運行によるJクレジット創出
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交通領域における脱炭素化事業を行うSpatial Pleasureは16日、伊予鉄バス、神姫バス、東急バスと連携し、電気自動車(EV)大型バスの運行による二酸化炭素(CO2)排出削減効果によるJクレジット認証を国内で初めて取得したと発表した。
同社によれば、今回認証を取得できたのは、Jクレジット制度における「EN-S-012:電気自動車又はプラグインハイブリッド自動車の導入」手法が改定され、これまで対象外だった大型電動車両にも「燃費モード」が認められたことが背景にあるという。プロジェクトでは、伊予鉄バス、神姫バス、東急バスが導入したEVバスを対象に、Spatial PleasureがCO2削減効果のデータの収集、申請、検証を担当した。Jクレジットのグループプロジェクト形式で排出削減プロジェクトの認証を受けた。
さらに同社は、今回の認証を契機に、交通や物流分野における脱炭素化を推進するプラットフォーム「モビリティ・カーボンクレジット・グループ(Mobility Carbon Credit Group)」を新たに設立した。EV化のみならず、輸送方法を変えて環境負荷を低減するモーダルシフト、共同配送、バイオ燃料、エコドライブなど複数施策を通じて削減されたCO2を、JクレジットやJCM(二国間クレジット制度) として活用する方針だ。
図版の出所:Spatial Pleasure 発表資料
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