パス=宮崎県で稼働予定の木質バイオマス発電所に事業参画
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通信販売事業を営むパスは21日、木質バイオマス発電事業を手掛ける「株式会社川南バイオマス発電所」の発行済株式の26.7%を、森林パワーホールディングス(HD)から取得し、同社を持分法適用関連会社とした。取得株式数は1万3,907株、取得価額は1億3,907万3,121円。取得後の議決権所有割合は26.7%としている。
川南バイオマスは、宮崎県児湯郡川南町において、木質バイオマス発電所の建設を進めている途中で、2026年11月頃の営業運開を目指している。燃料は国内調達で、森林パワーHDより提供を受ける。パスは、川南バイオマスと森林パワーHDの取り組みをクラフティア(旧:九電工)より紹介を受け、今回の株式取得に至った。パスは、2024年7月に木質バイオマス発電事業の参入に向け、同事業に関する知見を有する循環資源ホールディングスと業務提携契約を締結。サステナブル事業とインベストメント(投資)事業の一環として、バイオマス発電所や系統用蓄電設備など再生可能エネルギー関連事業への投資を進めてきた経緯がある。今後は、川南バイオマス、森林パワーHDとの協業を通じ、国内バイオマス発電事業の拡大とシナジー創出を図る方針だ。
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