政府=AZEC首脳会合、マレーシアで開催―首相が1年間の成果を紹介
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政府の発表によると、高市早苗首相は26日、訪問先のマレーシアでアジアの脱炭素を目指す「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の第3回首脳会合を同国のアンワル首相との共同議長により開催した。高市首相は席上、前回の首脳会議からの1年間でAZECパートナー国との間で約120件の協力案件が結ばれたことを紹介したほか、脱炭素化活動を促進するためのルール形成や分野ごとの取組、官民一体のさまざまなプロジェクトなどが進んでいることに言及した。 AZECは、気候変動への対処、経済成長の促進、エネルギー安全保障の確保を同時に実現することを重視する国際協力の枠組。日本が主導して2023年に設立され、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)のうち9カ国、オーストラリアの計11カ国が参加する。脱炭素の取組では、参加する各国が抱える固有の状況、既存の目標や政策、開発上の課題を考慮する「一つの目標、多様な道筋」を基本的な考え方とする。日本の経済産業省とマレーシア経済省は17日、AZEC首脳会合に先立ち、第3回閣僚会合をクアラルンプールで共催した。 |
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