再生可能エネルギー電源開発を行うENEOSリニューアブル・エナジー(ERE)は4日、中国電力へコーポレートPPAによる電力の供給を開始したと発表した。コーポレートPPAとは、企業が発電事業者から再エネによる電力を長期に渡り購入する契約。

　このPPAでは、EREが中国エリアで運営する｢バルクスキーム｣の高圧太陽光発電所から、再エネ由来の電力と環境価値(非FIT非化石証書)を中国電力に供給する。バルクスキームは、複数の小規模な発電所を同時並行的に開発、建設してまとめることで、大規模な発電容量を確保するスキームだ。なお、中国電力は小売電気事業者として、EREから調達した電力および環境価値をセブン-イレブン・ジャパンが展開する中国地方のセブン-イレブン店舗に供給するとしている。