ウエストHD=再エネ・蓄電池運用を一体提供、東芝ESSと協業
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ウエストホールディングス(HD)と東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)は25日、再生可能エネルギーと蓄電池分野で協業推進を目的とした業務提携基本契約を結んだと発表した。
ウエストHDが再エネ発電所や系統用蓄電所の開発と建設、保有を担い、東芝ESSが電力市場価格の予測や蓄電池の充放電計画、市場取引などのアグリゲーション(管理・運営)業務を担当。発電事業者および蓄電池事業者に対して、開発から電⼒運用までのサービスを提供できる。主な対象は、フィードインプレミアム(FIP)に転換した、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)発電所や非FIT発電所などで、需要家や小売電気事業者に電力と環境価値を供給する。両社はまた、グリーントランスフォーメーション(GX)経営を進める企業や自治体向けに、自家消費型太陽光や蓄電池、バーチャルPPA(仮想電力購入契約)、余剰売電を組み合わせた統合エネルギーサービスも提案。今後、自治体資産を活用したコーポレートPPAや既存発電所への蓄電池併設など新サービスの開発を共同で進め、脱炭素電源への移行を後押しする。
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