JERA=武豊バイオマス混焼発電を石炭稼働で運用、冬の安定供給確保
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JERAは11月27日、2025年度冬季重負荷期(2025年12月~2026年3月)の電力需給対策を公表した。
10月31日に開かれた経済産業省の小委員会「第3回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会」で示された今冬の需給見通しを踏まえ、同社の2025年度冬季の需給対策をとりまとめた。火力発電所の補修や点検時期を極力冬場から外すほか、リプレースを計画していた10ユニット(計731万kW)が営業運転を開始しており、供給力として確保済であるとした。
また、2024年1月に火災事故を起こした愛知県知多郡武豊町の武豊火力発電所(出力107万kW)では、木質バイオマスとの混焼による復旧を目指しつつ、今冬も高需要期における石炭専焼で運転する暫定措置を継続し、電力の安定供給に貢献する方針だ。
燃料面では、子会社のJERA Global Marketsを通じた燃料調達に加え、戦略的余剰LNG(SBL)として2025年12月から2026年2月にかけて月1カーゴを確保する。SBL(Strategic Buffer LNG)は、認定供給確保事業者が自らの通常事業に使用することが想定される必要量を上回って確保する余剰LNGを指す。経産省が必要と認めるときに、同省が指定する国内事業者に対して売却を行う。JERAは異常気象や燃料調達先の情勢変化を注視しつつ、kW、kWh両面の確保で冬季の安定供給に万全を期すとしている。
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