三菱商事エネルギーなど3社=バイオ重油でアスファルト製造の脱炭素化
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三菱商事エネルギーと世紀東急工業、日工の3社は2日、高純度バイオディーゼル燃料の製造過程で副生する次世代燃料「バイオヘビーオイル(BHO)」を重油代替として活用する共同実証実験を始めたと発表した。アスファルトプラントでBHOの燃料適性を確認し、カーボンニュートラル実現に向けた安価な二酸化炭素(CO2)削減手段としての有効性を検証する。
実証は、日工本社研究施設(兵庫県明石市)で、アスファルトプラント用バーナーにBHOを燃焼させ、大気汚染防止法に基づいて煤塵(ばいじん)などの試験や燃焼安定性の確認を行う。3社は従来の燃料よりコスト面で優位な選択肢となるかを見極め、アスファルト製造工程の脱炭素化とバイオ燃料利用拡大につなげる方針だ。
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