欧州委=炭素国境調整措置の証書、26年4~6月期は1トン75.28ユーロ
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欧州連合(EU)の政策執行機関である欧州委員会は6日、炭素国境調整措置(CBAM)証書について2026年4~6月期(第2四半期)の公式価格を二酸化炭素(CO2)1トンあたり75.28ユーロ(約1万4,000円)と発表した。1~3月期の価格(75.36ユーロ)とほぼ同水準。同証書は、鉄鋼やアルミニウムなどの対象製品をEU域内へ輸入する際、製造時の温室効果ガスの排出量に応じて支払う一種の課徴金。炭素削減の取組に関して域内と域外の競争条件を公平にすることを目的とする。欧州委はEU排出量取引制度(EU-ETS)に基づいて実施する排出枠(EUA)入札の清算価格を加重平均し、証書価格を4月に初めて算定した。今回が2回目。 EUは今年1月からCBAMを本格的に導入し、証書販売を来年2月に開始する。欧州委は、今年の証書価格の発表を経過措置として四半期ごとに行い、来年から週ごとに実施する。今後の予定は、7~9月期が10月5日、10~12月期が来年1月4日。 欧州エネルギー取引所(EEX)が欧州委の委託を受けて行う排出枠の入札販売では、4~6期の第1回である4月1日の落札価格が71.56ユーロ(ポーランド向け)だった。落札価格はその後強含みで推移し、6月24日のポーランド向け入札で80.43ユーロをつけ、四半期内の最高値に達した。四半期内の最安値は、4月7日の70.60ユーロ(ドイツとポーランドを除く加盟国など向け)。四半期最後の6月30日は78.13ユーロ(同)だった。 |




