英JCB=水素エンジン車、時速653.91キロの世界記録を樹立
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英建機大手JCBは11日、同社の水素エンジン搭載車が時速406.32マイル(653.91キロメートル)を達成したと発表した。米ユタ州北西部のボンネビル・ソルトフラッツで水素燃料のエンジン自動車として世界最速記録を更新した。ドライバーを務めたのは元英空軍パイロットのアンディ・グリーン氏。JCBは新記録樹立に向けて開発した「JCBハイドロマックス」に同社製の水素ショベル用エンジンをベースにした動力装置2基を搭載した。同車は全長32フィート(約9.75メートル)、エンジン2基の合計出力が1,600馬力。 JCBは11日、国際自動車連盟(FIA)の規定に基づいて走行を1時間以内に2回実施。1回目に時速400.623マイル、2回目に412.135マイルをそれぞれ記録した。2回の平均である406.320マイルがFIAから新記録として正式に承認される見込み。水素エンジン車のFIA公認の最速はこれまで、独BMWが2004年に記録した185.5マイルだった。JCBの今回の記録は、水素燃料電池車の世界最高である303マイルも上回り、水素を燃料とする自動車として史上最速という。 水素エンジンのプロジェクトを主導するJCBのバンフォード会長は、発表文の中で「今回の記録は、現在JCBのショベルに搭載されているものと同じ量産型エンジンにより達成した。これこそがJCBハイドロマックスの意義だ。水素という動力が実用可能であり、しかもゼロエミッション(温室効果ガス排出ゼロ)という環境性能を維持しつつ、最高水準の性能を発揮できることを証明した」と述べた。
写真の出所: 英JCB 発表資料
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