国内石油製品=5月31日~6月4日: 東名阪の陸上ガソリン堅調、中間は弱含み
東名阪の陸上製油所出し市況は週半ばにENEOSなど主要出し元各社が仕切り価格を大幅に引き上げたため、底上げされた。その後もガソリンは堅調に推移した。原油、先物相場が堅調に推移したため、元売り各社が翌週も仕切り価格を相当程度引き上げるとの観測が浮上。先高期待の高まりから仮需が発生。売り手も玉を温存する傾向が出たことから、買いが優勢のマーケットが形成された。一方、中間三品は週後半にやや弱含んだ。販売不振の中、元売り各社の販売意欲が高く、口銭を圧縮して販売を進める動きが加速した。
海上市況も堅調な原油市況に支えられる形で堅調に推移した。陸上市況の先高期待が強いことから、買いを優先するプレーヤーが多かったようだ。
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