原油・コンデンセート=7月12~16日: 9月キマニス、コノコが1カーゴを販売
中東原油/コンデンセート アブダビ産原油の商いでは、インド国営石油(IOC)が15日に締め切った8月末~9月積みを対象とした入札で、中東産原油としてアブダビ産マーバンおよびイラク産バスラライトおよびバスラミディアムを購入したとの情報が寄せられた。マーバンは100万バレルで、英BPが落札したとみられている。一方、バスラライトおよびバスラミディアムを欧トラフィギュラが販売した。
アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ原油/コンデンセート インドのIOCが15日に締め切った8月末~9月積み原油を対象とした買付け入札で、中東産原油とともに少なくとも400万バレルの域外産原油を購入した。IOCはノルウェーのエキノールから北海産ヨハン・スヴェルドラップを、米シェブロンからナイジェリア産アグバミを、欧ビトールからカメルーン産コーレ(Kole)を、そして英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルからブラジル産サピオニア(Sapinhoa)を手当てした。
南方原油/コンデンセート 9月積みマレーシア産キマニスの相場はDTDブレントに対して3.00~3.10ドルのプレミアムに上昇した。アジアにおける中間留分のクラックスプレッドが改善していることが相場を押し上げた。米コノコフィリップスは、9月積みキマニス1カーゴを販売した。買い手は中国の恒逸石化(Hengyi Industries)と伝えられた。価格はDTDブレントに対して3.00ドルをわずかに上回るプレミアムだったようだ。
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