LPG=11月1~5日: 売り手は商談入りに消極的、パナマ運河の混雑で
CFR極東:
先週の極東着相場は週の前半の原油高を受け上昇した。Rim Asia Indexは11月4日時点で、プロパンが872.00ドルと10月29日比13.25ドル高、ブタンが857.00ドルと同13.25ドル高となった。日韓輸入業者勢は足元の在庫が高めに推移しており、スポット市場に姿を見せていない。一方、パナマ運河の混雑悪化に伴い、南向け航路では10~11日の滞船が発生。売り手は自社のカーゴの到着タイミングの確認中で、商談入りを控えている様子。このなか、12月前半着プロパン2万3,000トンの商談水準は12月極東着市況対比小幅ディスカウントで伝えられた。トレーダー間では、プロパン4万6,000トンが12月極東着市況対比1けた台半ばのディスカウントで成約されたもよう。
FOB中東:
11月CPはプロパン870ドルと前月比70ドル高、ブタン830ドルと同35ドル高で確定した。市場関係者からは、プロパンの価格に対し予想を大幅に上回ったとの声が挙がり、ブタンの価格に対しては予想より低かったとの意見が聞かれた。12月CPはプロパンが852ドル前後、ブタンが837ドル前後と予想されている。週の前半にはカタール産ガス1社が12月積みアクセプタンスを通達した。特定の期間に積み日が集中しなかったことから、ほぼ全カーゴがノミネーションどおりに返されたという。カタール産ガス1社やクウェート産ガス1社に12月積みのスポット販売余地はないと伝えられた一方、サウジアラムコはブタンの高在庫を抱えているとみられており、同社が12月積みでブタン単体あるいはブタンリッチのカーゴのスポット販売に動くとの見方が根強い。
日本国内:
11月渡し京浜の陸上相場はプロパンが104,000~104,500円と小幅上昇した。プロパンの11月CPが市場予想を上回ったことが主因。一方、ブタンは100,300~101,300円と小幅下落した。需給緩和を受けた。阪神では、プロパンが104,000円台半ばで、ブタンが101,000円台前半でそれぞれ成約された。



