石油化学=4月10~14日:プロピレン相場が強含み、原料高や品薄感で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場はいずれも強含みに推移した。原油相場が上昇したことを受けた。また、ガソリンの需要期に入っており、芳香族製品のオクタン価評価が高まっていることもPX相場を押し上げる要因となっている。
【オレフィン】
北東アジアのエチレン市場では商談が低調。原料コストの指標となる原油相場が高止まりしているなか、売り手は様子見姿勢を強めている。設備関連では、台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)が保有する第2エチレン設備について、4月中旬ごろの再開は難しいようだとの情報が伝えられた。台湾中油(CPC)のエチレン設備は不具合の発生により稼働率が低下している。
アジアのプロピレン市場は堅調に推移。
北東アジア着市場では、日韓でナフサクラッカーの定修が多く、プロピレン供給に不足が生じ、スポット需要が出ると見られる。こうした状況下、相場の基調が強い。
韓国積みでは、石化メーカー1社が5月積みについて販売入札を実施した。
東南アジア市場では、誘導品であるポリプロピレン相場が軟調に推移する一方、一部オレフィン設備が再開しており、需給に緩和感がある。
アジアのブタジエン市場は静かな商況となった。
北東アジア着市場では、売り手は供給タイトを背景に販売を急いでいない。一方、需要家も5月前半までの必要量を確保したうえ、先行き相場に不透明感があるため、輸入品の買いに消極的。
東南アジア市場では、石化メーカー1社が販売入札を実施した。




