石油化学=5月22~26日:オレフィン全製品が下落、供給過剰で
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は小幅なレンジ内での動きとなった。週半ばには原油相場が上昇する場面がみられたものの、誘導品需要が低迷していることもあり、ベンゼン相場は連れ高とはならなかった。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週半ばまで堅調に推移した。原油高のほか、鄭州商品取引所でのPTA先物相場の動きを映した。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は、供給の潤沢感から押し下げられた。中国では、誘導品設備の定修に伴うエチレンの販売がみられるほか、新規のエチレン設備が稼働を開始している。韓国で定修中のエチレン設備の一部は6月に再開する見通し。このほか、東南アジアからも引き続き売り物が見られている。北東アジア着の取引では、成約が790ドルと800ドルで伝えられた。
アジアのプロピレン市場は軟調となった。
北東アジア着市場では、中国需要家の買い気が乏しいなか、相場の基調が弱い。
東南アジア市場では、域外品が800~810ドルで成約されたとの情報がある。マレーシアの石化メーカー1社のポリプロピレン設備が稼働開始しており、プロピレン販売量が減っているもよう。
アジアのブタジエン市場は引き続き軟調となった。
北東アジア市場では、東南アジア品の売り物が多い一方、需要家の買い気が乏しく、相場の基調が弱い。
東南アジア市場では、マレーシアのロッテケミカル・タイタンが6月積みの販売入札を実施した。このほか、マレーシアのペンゲラン石油精製・石油化学(PRefChem)も6月積みの販売入札を実施した。




