石油化学=7月10~14日:芳香族相場上昇、原油高を受け
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場はいずれも前週から水準が切り上がった。週を通して原油相場が強基調に推移したことを受けた。また、ベンゼンは米国市場でベンゼン相場が週の半ばに大きく切り上がったことも強材料となった。
【オレフィン】
北東アジアのエチレン市場は、取引が低調となった。中国の需要家から買い気が回復する様子はみられない。一方、原料コスト指標となるナフサの相場が堅調に推移しており、エチレン相場との格差が縮小しているため、北東アジアのエチレンメーカーは減産の強化を検討しているもよう。市況連動の取引では、8月後半着が北東アジア着のスポット市況に対し20ドル台半ばのプレミアムで成約された。
アジアのプロピレン市場は小幅高となった。
北東アジア着市場では、設備の定修と不具合が相次いでいるなか、供給にタイト感がある。一方、誘導品であるポリプロピレン先物相場が堅調に推移していることもあり、需給に引き締まり感が見られる。
東南アジア市場では、石化メーカー1社が販売入札を実施した。
アジアのブタジエン市場は強含んだ。
北東アジア着市場では中国国内相場が堅調に推移、中国需要家の買い気が強く、相場が押し上げられた。しかし、実需がよくないため、市場関係者は先行き相場に不透明感があると見ている。こうした状況下、相場は小幅高に留まった。
東南アジア市場では、石化メーカー1社が8月積みの販売入札を実施したが、価格が合わずキャンセルされた。




