石油化学=8月28日~9月1日:PXが上昇、需給引き締まりで
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は小幅なレンジ内で推移した。主に原油相場の動きを受けた。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は強基調で推移した。ガソリン基材向けの需要が堅調に推移していることを受けた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン市場では、固定価格での取引が聞かれず、静かな商況となっている。市況連動の取引では、9月着品が北東アジア着スポット市況に連動する価格で成約されたと伝えられた。一方、10月品の商談を行うには時期尚早感があるもよう。
アジアのプロピレン相場は静かな商況となった。
北東アジア着市場では、売り物が少ないなか、売り買いの唱えが薄い商況となった。
韓国積みでは、石化メーカー1社が9月積みの販売入札を実施した。
東南アジア市場では、石化メーカー1社が入札を通し、9月積みの高圧品2カーゴと冷凍品1カーゴを販売した。
アジアのブタジエン相場は引き続き堅調に推移。
北東アジア着市場では、スポット需要があるものの、売り物が限られているなか、需給に引き締まり感がある。こうした状況下、相場は堅調に推移。
東南アジア市場では、石化メーカー1社が販売入札を実施した。
東京 : 石油化学チーム 田鎖 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.